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結婚へのアドバイス【1】変化を恐れないどーも、T-papaです。先日、通勤電車の中の中吊り広告を見ていたら次のようなものがありました。 「結婚できる勝ち組と、結婚できない負け組・・・」 はっきりとは覚えていないのですが、結婚紹介会社の宣伝だったと思います。ちょっと露骨な表現だったもので印象に残っていますが。 最近は何かと「勝ち組」「負け組」というような表現がはやっていますね。 やっぱりバブル崩壊後の倒産・リストラ多発の影響なのでしょうか。世界2位の経済大国と言われながらも厳しい時代になったものです。 さて今回から新しいコラム「結婚へのアドバイス」を始めようと思っています。独身の方々にどこまでお役に立てるかわかりませんが、実際に結婚して10年以上がたち、気づいたところ、周囲を見回してみて実感することを書いてみようと思います。 第1回目のテーマは「変化を恐れない」ということです。 結婚するとなれば当然名前も変わりますし、住居も変わります。親、親戚を含めて周囲にも説明しなければならないし、役所に手続きに行く必要もあります。また何かと出費も増えますし・・・。 当たり前と言えば当たり前なのですが、意外とこういったことが“面倒”、“やっかい”という方もいます。 私は会社でコンピュータ全般のサポートをしていますが、仕事の中にはメールアドレスの管理というものがあります。通常会社組織ではメールアドレスに名前を使用しています。「姓」だけを使用するところもあれば、「名前」も含めてメールアドレスを作るところもあります。 ある時こんな事がありました。ある女性社員が結婚して姓が変わったのです。そして新婚旅行が終わり久しぶりに出社するとメールアドレスが変わっていたのですね。それはその部署の上司がそのように申請をしてきたので、私の方でその申請の通り新しい姓のメールアドレスに作り替えていたのです。これはままあることなのです。 ところがその女性社員から連絡が来たのです。以前のメールアドレスに戻して欲しいと。仕事上支障があるというわけです。そこで、すぐに元に戻しました。 このように結婚した女性が戸籍上は名前が変わっていても、会社では旧姓を使い続けているパターンも時折あるにはあるんです。しかし実際はたとえメールアドレスが変わっても、大変なのは一時的なものだと私は思うのです。しかも転送設定もできますし・・・。 要は名目上は仕事に支障があるからというものの、感情的にも良くないらしい・・・。 まあほんの一つの小さな例にすぎませんが、結婚するとなればたくさんのものが変わってゆきます。その一つ一つにぶつかっていては、なかなか結婚にまでたどり着けません。 これが婚約中だったりした場合、自分は動けないままでいますと徐々に雲行きが怪しくなってゆくのです。相手方はじれったくなり、良からぬ思いを抱かれやすくなるわけです。 「あの人はやっぱり自分を嫌いなのでは・・・」なんて想像したりして。とんでもない方向へ・・・なんてことにもなりかねません。 有名な聖句に次のものがあります。 「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。生るるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、殺すに時があり、いやすに時があり、(中略)、語るに時があり、愛するに時があり、憎むに時があり、戦うに時があり、和らぐに時がある」(伝道の書3/1〜) つまり人生タイミングというものがありまして、その人にふさわしい時が来たならば潔く、前に進むことが必要であると思うのです。結婚というものはまさにそういったものだと思うのです。 |
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