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結婚へのアドバイス


【11】ケジメをつける

さて、今回のアドバイスは「ケジメをつける」です。
・・・と書きながら、重いテーマなのでしばし考え込んでしまいました。

以前のことですが、結婚前のカップルが登場するテレビを見ていました。司会者とカップルの内の女性の方は結婚の話を進めたいのですが、男性の方は結婚に踏み切れないという状況でした。おもしろく見ていたのですが、結局何が原因だったかというと実は男性には昔からつきあっている他の女性がいるということがその場で発覚したのです。えーーー。驚く女性の顔をいまでも思い出せるほどインパクトがある場面でした。

こんな話はよく聞くことなのですが、実際このような状況にある場合、残念ながらまともな結婚生活は維持できませんよね。疑心暗鬼になって・・・間違いなく不倫や離婚になってしまうんじゃないでしょうか。日本の離婚率が欧米並みに高くなった原因のひとつがこれでしょう。

つまり一人の人だけを愛し続けるという観念が弱まりつつあると思うのです。幸せな結婚生活を送る条件の一つがただ一人の人を生涯愛するということですが、それが建前的になり、あるいは理想論となって、実際にそれを見本として示す大人たちが少なくなってきているんじゃないでしょうか。自信を持って子供たちに語ることができなくなってきているのです。

テレビでは、その男性はまわりの目もあってか、この彼女と絶対結婚しますなんて言っていました。その時私はテレビに向かって独り「こりゃダメだな」とつぶやいていました。(と言うより、全国的に知れ渡るとわかっていてよくテレビに出るなぁと感心しましたが)

基本的に結婚するのは男性も女性も純粋なままが良いのです。まあどっちかというと今の純愛ブームに近いかな。でも全部の人がそのような人生を送るわけではないので、じゃあその場合どうしたらよいのですかと聞かれるのですが、結婚前にはすべてのことにケジメをつける必要がありますと答えることになるのです。

ケジメをつける!!

---過去のことを整理整頓して、一切未来に持ち越さないと言うことです。過去にいろいろお付き合いのあった方などは、これをやらないと安定した家庭を築くのは難しいのです。たとえ隠しても、必ず表に出てきてしまいます。もしくは二重人格的人生を送り続けることになるでしょう。

過去を整理するって?どうするか。

それは信頼できる第3者が関与しないと精算できないんですね。自分だけですべてを精算してきれいになりましたなんて無いんです。そんなのみなさまは信頼できますか?
また繰り返してしまうと思いませんか。だから一旦すべてを精算してケジメをつける必要があるのです。

過去を整理整頓すると新しい出発ができるようになるのです。