結婚ゼミ        HOME  |  結婚ゼミ    

信仰生活講座


【4】訓読会について

さて、今回は訓読会についてお話ししたいと思います。

もうすでにご存知の方も多いと思いますが、訓読会とはお父様のみ言を声を出して拝読することです。毎朝の祈祷会の時や教会の集会などでおこなわれるものです。

お父様が南米のジャルジンの修練会で食口達と過ごされるときも毎朝訓読会がおこなわれました。お父様自身も訓読会に参加されて、そのみ言を聞かれるのです。つまり、お父様が語られたみ言は、サタンに勝利したときのみ言であったり、神様が語られるみ言だったりして、ご自分でもそのみ言を聞かれながらうなずかれることがあるのです。

ですから、今後は訓読会をしなさいとお父様がおっしゃられているのです。

2002年にお父様が次のようなみ言を語っておられます。

「もはや復帰摂理ではなく、神様の直接主管圏です。…
神様や真の父母に祈るのではありません。なぜなら、知るべきことは十分に教えました。だから、あなたの良心に従いなさい。もし、あなたが知らないというなら、それは訓読会をしなかったことを意味します。…」

いかがでしょうか。私はこのみ言を聞いて本当にうれしく思います。お父様が本当の親と感じるのです。私たち子供にすべては教えたと。だからお父様の語ったみ言を拝読しながら、自立してゆくんだよと。私はあなた達の良心を信じているよ、そう語っているのです。


訓読教材の中に「神様は人類の真の父母」part1、part2があります。
副題は「人類歴史に光を残したキリスト教・儒教・聖賢120人の霊界セミナー中間報告」「李相軒先生が霊界から送ったメッセージ11」です。

簡単にこの本の紹介をします。
現在、霊界での伝道活動が進みイエス様や孔子様を始め多くの聖賢達が統一教会の修練会に参加しています。最近は特に復帰歴史上重要な歩みをした宗教家達が参加しています。この本は修練会に参加した人物達の感想文が、霊通する食口の方を通して本になったものです。

今回、イエス様の12弟子達の感想文を読みましたが、まるで私たちが伝道されたばかりの4DAYSに参加したときの感想文のような気がしてきます。よく考えれば、12弟子と言っても御旨の道を歩んだのはたった3年間です。私たちより信仰的に幼いんですね。(^_^)

でも1人だけ深い内容を語っている方がいました。その感想文をここに引用して今回の話を終わります。イスカリオテのユダの感想文です。


イスカリオテのユダの告白

イエス様の教え:再臨主が人類の真の父母

 おそれ多くも、ユダがどうして自ら告白をすることができるでしょうか。しかし、イエス様と様々な兄弟が一箇所に集まって私、ユダを許してくださり、イエス様が「統一原理セミナー」に共に参席してくださりながら、十二弟子を地上よりもより一層愛してくださるので、このような告白ができるようになりました。このようなイエス様の恩恵のすべてを言葉では表現できません。

 きょう、イエス様が私たち十二弟子を特別に呼び集められ、「統一原理セミナー」のプログラムの日程にそって教育を受けることを希望されました。セミナーの日程が長くて多少難しかったのですが、私たちがイエス様の教えを受けた時のように真に立派な教育を受けました。熱情的な講師たちの詳細な講義を開き、私たちは多くのことに目覚めるようになりました。

 「神様は人類の父母」というプラカードのもとで、様々な次元の講義の主題を通して、私たちは、本当にあまりにも途方もなく具体的な内容を悟るようになりました。ちょうど人間が生きていく人生の教科書を分析してくれるように、講師たちは、人間生活の必須な部分を具体的に講義してくださいました。なじみが薄くてあまりにも感動的な内容が多かったので、私たちの姿は毎日毎日変わっています。

 そして、イエス様がすべての講義内容に本当に丁重な態度で臨まれ、私たちも姿勢が崩れないようにしようと非常に努力しました。その姿がはっきりと見えるほどでした。そして、メシヤ論に対する講義が進行する時、イエス様はあまりにもたくさん泣かれて、私たちもやはり声を出して泣いて、講師も講義をしながら共に泣かれました。メシヤ論が終わるや否やイエス様が立ち上がられました。そして、私たち十二弟子を再び呼び集められ、過去に施してくださった愛を再び回顧なさって心情のこもった話を交わされました。そして、最後の結論のみ言を語られる前に私たちに確認されました。

 イエス様は、私たちに「メシヤ降臨とその再臨の目的」がどのような内容かを尋ねて、「皆さんは私を信じて従ってくれるのか」と再び確認されたのち、「私、イエスは、再び降臨された再臨主を師として侍ることにした。そして、私、イエス様は、再臨主、すなわちメシヤの前で地上のある女性と夫婦の因縁を結んだ。今、新しい真理を明らかにされた真の先生に従うつもりだ。その方がほかでもない再臨のメシヤ、文鮮明先生であられる。その方はすべての人類の父母として来られたので、皆さんもその方を父母として侍なければならない」と、とても強い語調で、そして、非常に真剣に語られたのち、痛哭の祈祷を神様に捧げられました。

 「天のお父様、私、イエスの失敗が神様の心をそれはど痛めたとは想像さえできませんでした。再臨主を送るしかない状況で復帰摂理を経綸なさる天のお父様の寂しさがどれほど大さかったでしょうか。そして、恨の多い歳月を再び収拾なさる再臨主の苦衷がどれほど多かったでしょうか。私、イエスと十二弟子全員が主なる神様に決意して誓います。地上で苦労する再臨主、文鮮明先生を私たちは永遠の真の父母として侍ることを決意して誓いますゆえ、きょう私たちのすべての集いを祝福してくださって栄光を受け入れてください」と祈祷されました。この時この姿を見て号泣する者、足をバタバタする者、胸を打つ者ほど、色とりどりの姿が現れました。私も頭をたたいて泣いていました。その時はそれこそ涙の海でした。

 私たちは、全員知っていました。主、イエス様の痛みを誰よりもよく知っていました。その時はイエス様お一人で主の道を歩んでいかれるには、周囲の環境があまりにも難しかったということをよく知っていました。

 そして、再臨のメシヤが来ざるを得ない摂理的曲折と、再臨主が歩まれた道を今回の教育を通してよく知るようになったのであり、よく悟るようになりました。

 私たちの主が侍る真の先生の道に、私たちは惜しみなく従うつもりです。今、イスカリオテのユダは、決して不孝な子の位置に立たないと何度も誓いました。イスカリオテのユダは本然の姿に帰りたいと思います。

(二〇〇一年八月二十七日)